今日のトレーニング結果。
日付:2012/12/24
書名:プラチナデータ(東野圭吾)
1分間の読字数:1800
読んだページの範囲:P8~P45
理解度:A-
あらすじ:
・戸倉:浅間の後輩刑事
・木場:浅間の直接の上司。係長。浅間に尊敬されてない。
・那須:課長。
・志賀孝志:警視庁特殊解析研究所の所長
・神楽龍平:警視庁特殊解析研究所の解析主任
・警視庁特殊解析研究所:DNAによる捜査を行う部署。もと科警研だったが、稼働が本格化するにあたり独立。
DNAによる操作システムが新たに設立された。それは今までのDNA鑑定のように、犯行現場などに残されたDNAと対象者のDNAが
一致するかどうかの判断をするわけではない。DNAによって身長・体重・肌の色・足の大きさ・爪の大きさ・血液型・目の形・
口の形・顔の輪郭・持病など様々な身体的特徴を割り出すものであり、それをもとに犯人のモンタージュ写真を作ることのできるシステムだった。
事実、試験的に行ったプロファイリングででたモンタージュ写真と性犯罪の犯人の顔は酷似していた。また、中指が親指よりも長いという
細かな身体的特徴まで的中していた。新たなシステムによって犯人が簡単に捕まえられ、システムの精密さが実証された。新たなシステムの
導入には国民の過半数が反対であったが、最初は反発的だった野党も反論しなくなり、国民のDNAを国で管理するための法案は可決された。
すべて仕組まれたことであり、野党の合意も当然の結果だった。システムには、データの照合ができないものもあり、それを「NOT FOUND」
通称「NF13」と呼ぶ。システムのデータ量を増やすことで大部分は解決できてはいるがそうでないものも一部あった。そんななか、性的暴行を
加えられた上に女性が殺害される事件が起こる。