公開7日目

2012年12月20日 23:27

 

今日のトレーニング結果。

日付:2012/12/20

書名:プラチナデータ(東野圭吾)

1分間の読字数:1200

読んだページの範囲:1200

理解度:A

あらすじ:浅間は富山から鍵を借り、蓼科兄弟の部屋へ。神楽、蓼科兄弟が送ったメールについて考えていた。
NF13についての懺悔。システムクリエーターであれば誰しも間違いを犯し、人に迷惑をかけることがある。しかし、それを懺悔とは言わない。
であるならば、NF13は蓼科耕作が意図的に仕込んだ不具合である。だが、なぜそんなことをしたのかは不明だ。蓼科兄弟が射殺される直前、兄の耕作は
神楽と直接会って話したいと言ってきた。その際、システムの具合はどうかと聞いてきた。問題はないが、検出できないデータがわずかに見られる、と神楽は答えた。
耕作はNF13のことについて神楽に話をするつもりであったに違いない。その夜、NF13によって兄弟は殺された。神楽は、自分がシステムの開発の中心的存在であると自負していた。だが、NF13がなぜ蓼科兄弟の動向をしていたのかは不明だった。浅間からメールがはいった。蓼科兄弟の部屋に侵入成功。部屋にはほとんどものが置かれてなかった。科警研が片っ端から持って行ってしまっていた。浅間、神楽の指示で行動。部屋にスパコンが置いてある。浅間は椅子に座り、肘掛に両肘を置く。
クラシック音楽が流れ、PCの画面にHELLOと表示された。PC起動。蓼科兄弟は、自分たちが使いやすいようにシステムに工夫を施していた。モーグルの解析に移る。
浅間は自身を機械音痴だと言っていたが、それほどでもなくスムーズに神楽の指示通りに作業を進めていった。天才が作り出したシステム。作業は捗々しくなく、
神楽は沈黙することが多くなっていった。1時間程がすぎた。浅間は神楽の指示を聞き間違え、全く別のアクションを起こしてしまった。浅間、狼狽。
PCの画面に映し出されていた複雑な図形や数列が、糸がほつれていくように整然と並んでいった。神楽、画面の構図から何かを読み取ろうとしていた。
神楽、モーグルの正体に気付く。思わぬ進展。浅間の持っていた携帯が鳴る。富山から。科警研が病棟にやってくる。浅間都神楽は、科警研の近くにある廃墟で
合うことにした。浅間は科警研に見つからないように逃走を試みる。部屋から出て、エレベーターホールへ。下から箱が上がってくる。急いで非常階段へ。
エレベーターから水上教授が現れる。浅間見つかる。水上は浅間に、今はまだ下の階に行かない方がいいと忠告。科警研の者が何人いるかわからないkらとのこと。
水上教授、浅間を自室へ促す。水上は神楽から連絡を受けたとのこと。浅間だけでも見つからないようかくまってほしいと。浅間は水上を信用し、水上の部屋へ。
浅間、神楽が幻覚を見ているかもしれないと水上に伝える。水上、病状が悪化していると言う。一刻を争うため、診察して欲しいと熱弁。神楽が信用している教授だから
という理由で、浅間は水上を待ち合わせ場所に連れて行くことに。待ち合わせ場所に神楽が先に着く。続いて車が廃墟へ入ってくる。車から降りてくるのが浅間だと確認。駆け寄ろうとするが、連れがいることに気づき足を止める。が、水上だということに気づき安心。神楽はなぜ浅間が水上を連れてきたのかを問う。
神楽が教授に連絡したからだろうと言いかけたところで違和感を抱く。水上、浅間に銃を向ける。浅間の首に注射器をさし、動きを封じた。神楽唖然。
事件の首謀者は水上。NF13は水上。5階と7階に盗聴器をつけていたため、浅間と神楽の会話を聞いており。邪魔な二人を消そうとしている。
操作システム、モーグル、プラチナデータについて。DNAサンプルを電離媒体としてシステムに登録すると、犯行現場に残されたDNAから即座に犯人が割り出せる。
犯人自身が登録していなくても、犯人の家族が登録していれば極めて狭い範囲に犯人を特定することができる。しかし、サンプルデータの中に不明な要素が紛れ込んでいる場合がある。ある特定のサンプルデータと該当すると、そのデータとは全く違う人物の解析データが検出される要素。それがプラチナデータ。
プラチナデータを除くのがモーグル。水上教授が誰かに命じられて、蓼科早樹にプラチナデータを作らせた。

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